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2010年3月

2010年3月29日 (月)

丸の内合唱団プロフィールⅢ 2007年 丸の内合唱団 転換期

2007年

最初の活動は、「LFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)「熱狂の日」音楽祭2007」関連エリアイベント「ミニコンサート」で幕を開けました。

今年のテーマは「民族のハーモニー」。演目は日本で開催されるイベントにちなんで「ふるさとの四季」が、そして、アンコールに用意されたのが、2006年紅白歌合戦でブレイクした「千の風になって」でした。マルガツはちょうど本番中で、紅白歌合戦を見ることができません。歴史的瞬間を見逃した上に、知らないうちに流行歌になった「千の風になって」。なんだか取り残された気分になったのか、神尾先生が合唱曲に編曲してしまったんです。
    
ミニコンサートは名前の通りで、総勢200名に届きそうなマルガツが全員参加できず、40名規模のユニットを2つ作って5月4日、5日それぞれが、2ステージずつ行うという形態になりました。男声はいずれのユニットにも参加OK!

初めての日本語の歌は、ドイツ語よりは格段と楽だろうと、たかをくくっていましたが、一つひとつの音(おん)をきちんと伝わるように発声するのは想像以上に難しく苦戦しました。おなじ“が”でも濁音と鼻濁音の使い分け、聞き手が同音異義語に変換してしまわないように歌い分ける、など音に文語を乗せて歌うことの難しさを、使い慣れた日本語で実感しました。

このとき神尾先生からいつも言われていたのは「ふるさと」を聴いたお客様が故郷を思って涙するように歌ってみましょう、ということでしたね。実際、涙してくださる方もいて、歌っているこっちも感動したことを覚えています。練習にも欲が出てきて、事務局が設定した練習時間では飽き足らず、自分たちで費用を出してもと練習時間を手配してもらったのもこの頃からです。


5月

LFJ 参加。歌うとステージを見れない。見るとステージに上がれないというジレンマ。2ユニットで参加した今回のLFJでは、そのジレンマを感じることなく、出演者・観客のどちらも体験できる機会でした。

10月

いくつかの演奏会活動を経て、通年活動をしたいという団員の希望も強くなり、事務局から年末の第九参加者の募集要項、2008年2月、5月の活動予定と合わせ、来年からは丸の内元気文化プロジェクトの本来の目的である≪自分達で創る文化活動≫を目指すために団員が主役となって自主運営していく新体制を検討されていることが知らされました。

自主運営?何をどうしたらよいのか?これまでは“歌いたい!”と事務局に要望し続けていれば、演奏会の予定と募集要項が送られてきて、練習日時が記されている。体一つでいけば、楽譜も指導者も整っている。何の心配もない。それが一転、運営資金は?練習会場って?????幸いにも、2月のイベント終了までは、会場も東音企画さんのホールを貸してくださる。指導者は昨年に引き続き神尾先生がご担当くださると、ゼロからのスタートではなかったし、引き継ぎ期間もありました。5月までのサポートもお約束いただけました。まずは新体制として役員を選出することから始めます。マルガツ初合唱団の比率が高く、比較的合唱経験の豊富な男声から団長を、各パートからはパートリーダーを、そして会計を選出いたしました。いままでは会費なんて一切不要だったので、新たに口座も必要になります。といった具合に手探りのスタートとなりました。

12月

恒例の、年末大晦日の第九。今年はカウントダウンではなく、名前も「丸の内ガラコンサート」と変えて丸ビル商業施設の営業時間内に開催されました。本番の指揮は、2005年、2006年に引き続き吉田裕史氏。公演のたびに活動拠点であるイタリアから帰国してくださっています。そして2007年も神尾先生は本番はテノールの一員として、ど真ん中で歌ってくださいました。年が明けたらいよいよ、5月の完全自主運営に向けた活動が待っていました。(続く・・・)

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2010年3月27日 (土)

丸の内合唱団プロフィールⅡ 2006年~2007年 丸の内合唱団 誕生

無事に帝国ホテルでのクリスマスロビーコンサートを終えた、丸の内女声合唱団の面々は、
再び新生丸の内合唱団として、年末の第九に向けて練習を再開しました。

おっと、その前に2006年は丸の内女声合唱団にとっては大きな出来事がたくさんありました。

1.2005年の年末カウントダウン公演で活動が終了ではなかった
1.丸の内女声合唱団から丸の内合唱団へ変身をとげた
1.現在の指導者である神尾先生、美苗先生と出会いがあったこと

2006年度の新団員35名を加えて、総勢176名の新生丸の内合唱団は、女声は苫米地先生と神尾先生の指導を、男声は、2005年度の全体合唱指導をしてくださった海老原先生の指導を仰ぎながら、混声四部の仕上げに入っていきました。
女声三部のときは、当然どこかのパートが男声パートを歌っていたわけですから、女声三部が初第九の団員は、自分が歌っていないことに始めは違和感を覚えましたが、やはりバリトンのパートはバリトンが歌うのがだんだんと自然になってきました。

年が明けても次の活動はあるのか?男声を新たに募集したことを考えたらきっと、続くはずと祈願しながら初の混声四部の年末カウントダウンコンサートは、昨年に引き続き、吉田裕史氏の指揮、丸の内ジルベスターオーケストラの演奏とともに「ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 第四楽章合唱付き」で年を越ました。
合唱指導してくださった、苫米地先生と神尾先生は何と、本番は合唱団員に飛び入り!他の男声エキストラの方々の支えもあり初の混声合唱は大成功!

そして、私たちが丸ビルで歌っていたちょうどその頃、NHK紅白歌合戦では、マルガツに大きな影響を与えることになる出来事が起こっていました。(続く)

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2010年3月25日 (木)

閑話休題: ようこそマルガツへ

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3月22日 連休最後の日に行われた練習は、午後を利用していつもの倍の時間の練習でした。

練習後は、今年に入って10名を超える新しい仲間たちを歓迎する気持ちも込めて懇親会を実施いたしました。
40名を越える参加で現在の小学校の1クラスより多い規模でしたが、ひとりずつ自己紹介をしていきました。
丸の内合唱団に入団したきっかけと、趣味を次々に披露していくのですが、
流石というべきか皆さんお話も上手で、長すぎず短すぎず、結構な人数にもかかわらず退屈することなく過ぎていきます。
(どうやら神尾先生を筆頭にマラソンを趣味にしている人も多く、丸の内合唱団マラソン部ができそうです。来年の丸の内駅伝には参加ですかね?)

こうして、会は盛り上がっていったのですが、合唱団ですからやはり歌わなくては!
ということで現在練習中の男声合唱を筆頭に、本日最後に練習したハレルヤを歌い、
そして、今年に入って作成された新しい仲間を迎えるためのオリジナル歓迎ソングを歌い、お開きになりました。

今後の演奏会に向けて、心を通わす一夜を過ごすことができみんなで歌うことがより一層楽しみになったことは言うまでもありません。
次の練習は29日です。LFJでの演奏曲の音とりも全て終わり次週からはいよいよ音作りに入っていきます。

ソプラノのヴォイストレーニングも予定されてますので元気にお集まりくださいね。

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2010年3月19日 (金)

丸の内合唱団プロフィールⅠ 【2005年~2006年 女声合唱団時代】

2005年 

8月:結成、性別 F
「丸の内元気文化プロジェクト」1周年を記念企画として、大手町・丸の内・有楽町エリアのOLから公募により創設
募集人員70名のところ、キャッチフレーズ”私だって、歌いたい”に触発された290名を超す応募があり、事務局もその反響の大きさに驚き、セレクションなく全員が団員と認められました。
 http://www.ligare.jp/mjg/gasshoudan.pdf

 http://www.news.janjan.jp/culture/0508/0508020299/1.php

9月:丸ビルオープン3周年記念イベントにおいて、TOKYO FMを通じ 「丸の内女声合唱団結成発表」が行われる

デビュー曲 「ふるさと」
       
世界初の女声3部合唱のため、編曲・楽譜もすべてオリジナル。
指揮者、全体指揮、パート別ヴォイストレーナー、ドイツ語ディクションのためのドイツ人講師、ピアニストと一般公募の素人集団を支える厚すぎるほどの指導陣によって英才?教育がほどこされました。

 *大みそかにOLたちが「第九」を歌う 「丸の内女声合唱団」ただいま特訓中
  http://job.yomiuri.co.jp/alacarte/afterfive/af_05111701.htm

練習会場を歩きながら歌ったり、腕を回しながら歌ったり、体育会系?のような4ヶ月間のトレーニングを経て・・・・・

12月:年越し第九
世界初の女声だけによる女声3部合唱で「第九」を丸ビル1F MARU CUBEで合唱。
本番前には、4ヵ月の練習期間中、幾度となく練習会場を無償で貸してくださった、明治生命ビル MY PLAZAで感謝の気持ちを込めて公開リハーサルを行いました。
     
年越しを目前とした本番が終了した後は会場の皆さんとカウントダウン!
 

2006年 00:00

カウントダウン終了と同時に一旦消灯していた仲通りのミレナリオが再点灯。
 
もともと大晦日に第九を歌うことが企画の中心だったため、本来ならこれで解散になるはずが・・・・・・
200名を超す、しかも女性たちは、一度味わった夢のような時間を、やすやすと手放したりはしませんでした。

3月:再結成!
事務局に寄せられた団員からの継続を所望する声の多さに、ついに継続が決定!丸の内から巣鴨に移して練習再開

5月:丸ビル MARU CUBE / OAZO OO広場  /丸の内MY PLAZA
LFJ2006エリアコンサート出演
2006年のLFのテーマは”MOZART” ♪Ave  verm corpus(女声三部合唱:編曲、楽譜オリジナル)
嬉しいことにソリストは、産声を上げてから、ようやくハイハイができるになるまで、手厚いご指導をしてくださったヴォイーストレーナーの方々が務めてくださいました。
http://www.lfj.jp/lfj_report/2006/ (LFJ2006公式レポート:5月3日 3:55 回遊型コンサートへ行こう!丸の内女声合唱団編)

でも、次はあるのか・・・・・・・?

秋:年末の第九が決定! 

しかも丸の内男声合唱団募集をニュース。ついに混声合唱団として再々結成しての出演です。コンサートマネジメントを担当してくださった、東音企画の渡邉さんの男声募集の書き込みを見つけました。団員の知らないところで、苦労をかけていたんですね。ありがとうございました。 今ならすごくその大変さがわかります。
http://8512.teacup.com/onkuu/bbs/3

    
いままでの世界に一つしかない(おそらく)三部合唱に慣れた、あるいは、初の第九が女声三部だった女性団員は新たに混声四部として練習をし直しました。
この頃は銀座や田町でも練習が増えてきました。
     
と、その前に・・・・・・・・

帝国ホテル様からクリスマスロビーコンサートのオファーをいただきました。 
会場の関係で混声四部の人数は収容が厳しいため、急遽、女声三部で第九及びAve verum corpusを演奏することとなり、女性は混声四部と女声三部を同じ曲で練習し分ける、という時期がありました。
   
特派員レポート - Marunouchi.com
http://www.marunouchi.com/textview_new/textview.cgi?id=0000001074

12月:帝国ホテルにてクリスマスロビーコンサート
 ♪ ベートーベン「第九 第四楽章」女声三部合唱 オリジナル版
 ♪ モーツアルト「Ave verm corpus」女声三部合唱 オリジナル版

丸の内女性合唱団が「第九」を合唱-帝国ホテルロビーで
http://ginza.keizai.biz/headline/239/


実はこのクリスマスロビーコンサートを最後に女声合唱団は解消になるはずだったのですが・・・・

(続きは2008年~2009年編までお楽しみに!!)

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2010年3月18日 (木)

BIG NEWS!!

今秋10月2日(土)の第一回丸の内合唱団定期公演(仮称)が『財団法人三菱信託地域文化財団』の助成事業に選考されました。

『財団法人三菱信託地域文化財団』http://www.tr.mufg.jp/ippan/csr/zaidan.htmlは1989年に設立された財団法人で、
伝統芸能の伝承や保存活動といった、地域の芸術文化の振興に寄与する団体への助成を行っています。

本年度は応募件数271件のうち53件が助成対象事業として選考されました。音楽部門では18件の活動に対し、計600万円が助成されることになりました。
助成対象になった他の団体を見ると、15周年、25回定期演奏会、創立60周年記念、85周年演奏会など  長年に渡り地域に根づいた文化活動の礎のもと、周年事業を企画されている大先輩方に交じって第一回目の公演である当団が選考された理由は、団創設のエピソードやユニークな活動と実績に大いなる期待をいただいての事と思います。
5周年という記念すべき年に、願ってもいない素晴らしい出来事です。

これも、創設以来変わらぬご支援をくださっている三菱地所株式会社様、三菱地所ビルマネジメント株式会社様、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会様をはじめとするエリア企業、団体の皆さまはもとより、ずっと見守ってくださるファンの皆さまのお力添えの賜物と改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
これまでのご支援に恩返しできるよう、また助成事業の名に恥じないよう研鑽を積んで素晴らしい公演にして参りたいと思います。
ご期待ください。

次回は次回はそんなマルガツのここまでのユニークな歩みを今一度振り返ってみようと思います。


♪三菱UFJ信託地域文化財団助成事業『第一回定期演奏会』概要(内容は変更になる可能性があります)

2010年10月2日(土)
すみだトリニティーホール

高田三郎 水のいのち
ヘンデル メサイア 抜粋 他

合唱:丸の内合唱団
ソリスト:田辺いづみ(Alto)他

オーケストラ:東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:鈴木美苗
指揮:神尾昇

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2010年3月 6日 (土)

♪短期連載 2月度ヴォイストレーニングレポートVol.5 指導者編~田辺先生~


いよいよ最終回。
短期連載の最後を飾るのは我らがヴォイストレーナー 田辺先生です。

~~~~~

昨年末よりヴォイストレーニングを担当させていただいていますメゾソプラノの田辺いづみと申します。

神尾先生と度々演奏会でご一緒させていただいているご縁で、丸の内合唱団の皆様に発声をお教えすることになりました。

すでに3回レッスンさせていただきましたが、毎回、皆様の向学心と熱意にパワーをいただいております。
自分で歌っていても、歌をお教えしていても、いつも思うことは、「発声のテクニックは必要だが、それでは充分ではない」ということです。

お一人お一人の「音楽したい」「こういうふうに歌いたい」「聞いて下さる方にメッセージを伝えたい」という気持ちがあってこそ、テクニックが活きてくるのです。
そして、歌に関しては私たちは生涯「学生」だということ。

発声には終わりも完成もありません。楽器自体が日々変化しますし、進化していきます。
その進化のお手伝いが少しでもできたらうれしいなと思っております。
神尾先生のすばらしい指揮のもとで、より良い歌が歌えるよう、これからご一緒にゆっくり楽しく勉強していきましょう!
どうぞよろしくお願いいたします!

♪♪♪田辺いづみ ♪♪♪

http://members3.jcom.home.ne.jp/izumioritanabe/

~~~~~

田辺先生はマルガツの公演には何度もお力添えをいただいておりますが(いつもありがとうございます)それだけにとどまらず懇親会の盛り上げプランなど感動するようなアイデアに脱帽・・・・・

最近続々と新規団員も増えているので、田辺先生を改めてご紹介させてください。(ブログからの転載です)

note田辺先生のプロフィール

東京都立西高等学校卒業。国際基督教大学人文科学科(音楽学専攻)及び国立音楽大学声楽学科卒業、同大学大学院オペラコース修了。国立音大在学中、学内オーディション合格者による「ソロ・室内楽定期演奏会」及び「卒業演奏会」に出演。大学院修了時に「新人演奏会」出演。
モーツァルト「フィガロの結婚」、「コズィ・ファン・トゥッテ」、ロッシーニ「絹のはしご」「結婚手形」、ヴェルディ「リゴレット」等のメゾ・ソプラノ役を経験し、2000年、スロヴェニアのマリボール国立歌劇場における「カルメン」公演にカルメン役で出演。2006年2月にも埼玉オペラ協会25周年記念本公演「カルメン」にてカルメン役を歌い高い評価を得た。2003年、文化庁/東京トロイカ合唱団・ロシア公演(サンクトペテルブルク)にて、ラフマニノフ「晩祷」のアルト・ソロを歌う。2006年10月、東京にて初リサイタル開催。同年11月、二期会「クリスタルコンサート」、12月にモロッコの王立モハメッド5世劇場にて、文化庁/日モロッコ国交樹立50周年記念・オペラ「虎月傳」に出演。2008年2月に二期会オペラ公演・ワーグナー「ワルキューレ」に出演。
宗教曲ではヘンデル「メサイア」、デュリュフレ「レクイエム」、メンデルスゾーン「ラウダ・シオン」、横井佑未子「楽園にて」(初演)、またベートヴェン「第九」等のアルト・ソロを務める。近藤恭子、トミコ&セルジョ・ソッシィ、石光佐千子、中川順子、フランカ・マッティウッチ、関定子、田口興輔の各氏に師事。二期会、東京室内歌劇場、埼玉オペラ協会、東京オペラ・プロデュース各会員。

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2010年3月 5日 (金)

♪短期連載 2月度ヴォイストレーニングレポートVol.4 指導者編~神尾先生~


昨年の年末から年始にかけて怒濤のような演奏会プログラムを皆さん、本当によくこなしたと思います。
しかしながらその「ツケ」が残念ながら発声の方に回って来たような気がします。
そこで役員と相談し、今年から試験的にそして、定期的にヴォイストレーニングを入れよう、ということになったのは皆さんご存知の通りです。

しかし開催日時やら、参加人数やら、内容やら様々な課題を残しつつスタートしたのも事実で、だからこそ「試験的」なのです。
役員とも試行錯誤をしつつ進めて行きますが当面の目標は以下のような感じで行きたいと思います。


女声:田辺さんの下、とにかく余裕のある奇麗な発声を心掛ける。その上で声量も上げて行く。

男声:私の指導の下、まずは今始めている「希望の島」を題材にし、男声全体でのハーモニー感、音色を揃えて、
その上で声量も上げて行く。


いつも練習時の発声でやっていますが、大きなしっかりした、そして音程が安定した音を出すためには腹部付近の
筋肉を使わなければなりません。
そしてそれを受ける声帯付近は一番リラックスした状態にしておき、胸部または頭部を共鳴させる必要があります。
しかしながら、いつもの発声練習ではあまり込み入ったことは出来ていないので改めて時間を取ろう、ということになりましたが、ヴォイストレーニングを受けているとき、或は発声練習をしているときのみ、発声について心掛けていたのではダメだということは言うまでもありません。

「メサイア」はその点いい発声やいい音色、いいハーモニーを作るのにはとても向いている曲だと思います。
現に最近はとても音色が美しくなって来たと思います。
歌う時だけではなく、話す時もいい発声を心掛けているとより良い効果が出ますのでぜひ試して下さい。

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2010年3月 3日 (水)

♪短期連載 2月度ヴォイストレーニングレポートVol.3 男声

第三弾はいよいよ男声です。

2月度はテノール・バスの合同トレーニングとなりました。
女声とは少し様子が異なり、トレーニング会場で後片付けをしていても気になってしまいました。
どんなヴォイストレーニングになったのでしょうか?

『男声のボイトレは、「希望の島」という男声四部合唱曲を教材に行いました。
歌詞は日本語、1分半程度の長さ、強弱もpp~fからのクレッシェンドまで、音程も各パートの出し易い音域、音も取り易い曲です。
このような曲の方が合唱の基礎から学ぶのには手頃で有効な教材なのでしょう。
第一回目は、この曲の音取りから始めましたが、パートボイトレというよりハーモニーを
作る練習が主でした。
混声とまた違った「これが男声合唱団の魅力なんだな!」と思えるようなハーモニーを感じ、混声合唱しか知らない私には、新鮮でしたね。

もし、これで男声合唱の魅力に開眼して丸合からドロップアウトしてしまったら、
逆効果かもしれませんね(笑)・・・
今回のボイトレは、発声の仕方についてはいつもの神尾先生の指導と変わりはありませんでしたが、同質の男声だけなので、ハーモニーを作り上げる響かせ方の基礎を学ぶには良さそうです。
また、男声が4パートに別れ、各パートの割当時間が10分もなかったこと、音域も出し易い範囲であること、お腹の使い方等の発声方法もいつもの神尾先生の指導の延長で新鮮味がなかったことなどから、テノール高音部・ベース低音部の出し方のレクチャーを期待していた人にとっては物足りなく、総会での意見になったのだと思います。

今後は
①テノール高音部・ベース低音部の出し方のいわゆるパートボイトレのレクチャー、

②ハーモニーを作り上げる響かせ方等の練習

をうまく織り交ぜていけると良いと思います。
 
Tenor 結束

それから「倍音」についてわかり易く教えていただきました。
一つの音には複数の構成音があってこれがいわゆる「倍音」となるわけですがこれを実感する為にピアノで、例えばCの構成音(C,E,G)の鍵盤をそっと押して開放状態ににした後Cの音をたたくと、これらが共鳴して音がでる、といった具合です。 
男声合唱ではハモリ易いので倍音が聞こえることが良くありますが、混声でも充分聞こえます。マルガツでも聞こえるといいですね?
男声もパート別のヴォイトレを、と言う意見がありましたが確かにその通りですが女声も含め、まずはコーラスでの声の出し方の基本をみっちり教えていただき、その中でパート固有の問題を解決していくほうが先のような気がします。
前回、アルトのヴォイトレを聞かせていただきましたが、基本中の基本を一つ一つ丁寧に教えていました。これが身につくようになるといいのですが・・・・

Bass 佐良土

さて、次回は短期連載最終でご指導くださった田辺先生と神尾先生からのメッセージを予定しています。

乞うご期待ください!

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2010年3月 1日 (月)

♪短期連載 2月度ヴォイストレーニングレポートVol.2 アルト

♪短期連載2月度ヴォイストレーニングレポート、第二弾はアルトです。

初めてのヴォイストレーニングでは立ち方、姿勢、口の開け方などから丁寧に教えていただきました。
皆、田辺先生の言葉を聞き逃さないよう、一言一言真剣に聞き入っていました。
アルトは無理をせずに出せる音が多いので音が平坦になりがちですが、今回は「お」の音の出し方を基本として「深い音」を出す練習をしました。
きちんと意識をして声を出すと「ひびき」のある声を出すことができました。
メサイアの曲を通して、音が飛ぶ時の音程のとり方、音程が上がるときと下がるときの意識の持ち方、上手なブレスのとり方などを教えていただき、充実した一時間でした。

今後は自主練で上手にできないところ、集中して練習したいところなど皆さんの意見も聞きながら進めていけたらと思っています。
第一回目から皆さんの意欲が感じられ、今後のヴォイトレがとても楽しみです。

Alto 早野

アルトのヴォイストレーニングを見学をされた佐良土さんのメモも公開します。

‐姿勢
・まっすぐな筒をイメージし、上から紐で吊り下げられている感じ
・体のささえを保ち、エレベータの錘をイメージして

-腹式呼吸
・横隔膜を意識して
・横になって呼吸するとイメージできる(必ず腹式呼吸になる)

-発音方法
・全体的に深めに
・口をたてにあける
・横に広げない、平べったくしない(特にイ・エ)

-指揮の見方
・楽譜越しに目を上下させ指揮と楽譜を見る
・首を上下に曲げない

-音のとり方
・掘らない、ずり上げない
・飛ぶ時(3度、オクターブなど)は音がつながって上がる感じ。
高めに。ただしずり上げない
・後半疲れてくると音が下がり気味になるので要注意

-カンニングブレスの仕方
・そっとブレスし復帰する時は静にそっと

姿勢は呼吸、発音や指揮の見かたなどはアルト以外のパートも共通の基礎事項ですね。
通常の練習でも意識してしっかりと身に着くようにしていきましょう。

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