男声団員の方必見!
これで採用間違いなし★(レコーディング)
有楽町で逢いましょう~♪ うまく歌うコツ ~男声篇~
出だしの「Ahー」 が弱くならないように 、パツン!と しっかり当てる。
ただし テナーは やや軽めに当てる。
*出だしの部分は、「歌いたくてたまらない。歌うのが待ち遠しい(あたしの気持ちを聞いて~!)」という思いがそこで叶ったという、やや爆発的な賑やか感を出す。
6小節 アァァー(3連符) 前のヴレスは、4分休符に変える。つまり2分音符→(4分音符+4分休符)に変える。指揮者よく見て!ピッタリ揃える。3連符の頭、アクセント気味に強く。
7小節 「Ahー」、テナー 音程正確に(下がらぬよう)。
8小節 シンコペーションは拍を正確に。一番最後の音(8分音符)短かすぎないように!次の小節、頭から続けざまに歌いだすので、そこで充分なヴレスを取ろうとすると短く切れてしまいがちなので注意。ヴレスはしてもよいが一瞬で。
9小節からの歌詞 「あなたをまてば 雨がふる」
「あなたを~」の「あ」と、「Ahー」とのばす「ア」は、別の「あ」にする。 「あなたを~」の「あ」は、深みのある包み込むような「あ」がいいかしら・・・
「~まてば 」の「ま」、「~雨がふるー」の「ふ」、子音をはっきり。
「ふるー」の「るー」きちんと2拍のばす(2番、3番同様)。
ついでに2番の同じ箇所 「心にしみる雨のうたー 駅のホームもぬれたろうー」
「~に」「~の」「~も」→(つまり助詞)は、小さめに歌う。ふだん、しゃべっている時、そうなっているはず。それと同じように。ただし、小さい音で歌うだけであって、決して短くしないように!
「ホームも」の「ホ」、「ぬれた~」の「ぬ」、子音をはっきり。
1番では12小節目、2番では36小節目、3番では60小節目にあたる部分、きちんと2拍伸ばして。次の「アーアー」につなげる感じ。
★全般的に言えることですが、3拍伸ばすところを、2拍で切ってしまったり、2拍伸ばすところを1.5拍できってしまったり・・・ということがよく見受けられますので、個人差が出ないようきっちりと長さを揃えましょう。
また、この箇所・・・
2番の歌詞「濡れたろうー」は、やさしく歌って次の「アーアー」につなげる。
3番の歌詞「街灯りー」 は、強めに歌って次の「アーアー」につなげる。
★3番は全般的に、1番.、2番よりやや強めに歌う。
13小節 「アー アー」 カツン!と当てて。ベースは、しっかりと。2回目の「アー」言い直す。テナーの「アー アー」は同じ音2つなので言い直しはしなくてよいが、2回目の「アー」デ・クレッシェンド(2番、3番同様)。
15小節 「ティールーム」
3連符処理、ややくっきりと→「てぃ- ぃぃ るー ぅむーーー」こんな感じ。
低音なので、ベースの聴かせどころ♪(フランク永井風にいってみましょうか)
★16小節は3拍のばして、4分休符がひとつ入ります(2番、3番同様)
17~18小節 「雨もいとしやー」の「やー」→音符通りに伸ばす(短い人がいます)
19~20小節 「アー アー アー 」 ひとつひとつの「アー」を硬めに出す(2番、3番同様)。
21小節 「あなたと」→「と」が短い人がいるので8分音符分しっかり歌う。そして、次の女声の「わたしの」も歌うつもり(心の中で歌う)で (2番、3番同様)。
22・24小節 テノール だいたいメロディだが、一部分音が違うので、メロディーとの違いをしっかり認識して、正確な音で歌う。
23小節 「有楽町でー」の「でー」→短すぎないように。
24小節 「逢いましょう」の 「しょう~」は、しっかり伸ばして次のバイオリン・ソロにつなげる感じ。
28小節 アアアー(3連符) 直前のバイオリンの音を受け継ぐ感じ。「Ah a ha-」ッぽい感じ。アメが溶けかけているような感じ(柔らかすぎず、硬すぎず)。
★★★30小節 「アァァー アー」 出だしの音が取れてない人が多い(音的に一番の難所かと)。それゆえ、本来、強く出るべきところ、様子を探るような「もわもわっ」とした出方になっている。
テナーは、バイオリンの音が、その前の小節終わりからオクターブ上でそれらしい音を弾いてるので、そこから取れるかな!?
ベースは? ひとつ言えることは、ソの音を出したくなるようなので、その一音下のファの音が正しい音。
★ ★★42小節 「ロードショー」言葉のはめ方変更。
テナー
ラからドに動く最初のドの音のところに「ロードショー」の「ド」が来てたのが、変更後は、
ラからドに動く最初のドの音のところに「ロードショー」の「ショ」の音が来る。
つまり「ドショー」の部分が音符1個分前に詰まる。
ベース
ドからファに動く最初のファの音のところに「ロードショー」の「ド」が来てたのが、変更後は、
ドからファに動く最初のファの音のところに「ロードショー」の「ショ」の音が来る。
つまり「ドショー」の部分が音符1個分前に詰まる。
ニュアンスとしては、以下の感じ!
旧:ろぉ-ぉどしょ-
新:ろぉ-どしょぉ-
変更後の方が、しっくりいきます。すわりがいいです。スムーズです。
58小節 「かーなしぃよにー」 の 「よ」、子音強調→(iyo)ッぽく。
59小節 「もーえる- やさしい」 の 「も」、子音(m)しっかり。「や」、子音強調→(iya)ッぽく。
63小節 「こーいの- はなー」の「は」、子音(h)しっかり
72小節「あいましょー」と歌ったあと、次の小節、休みなく「アー アー ~」と続くので、入りそびれぬように。
★テノール 高音がきちんと上がりきってない時があります。
高い音に対して、下から上に向かって歌う歌い方だと、しっかりと上がりきった音にならず、ぶら下がった音になってしまいます。
その音に対して、上から、見下ろすように歌いましょう。
テナーは人数が少ないので、いろいろなタイプの音があったり、ぶら下がった音があったりすると、非常にバラけて(音が3つぐらいあるように)聞こえてしまいます。発声には、細心の注意を払って、また、それができるよう、しっかり歌う準備して、録音に臨みましょう。
★★★録音中、余計な音をさせないように!!!
特に、楽譜をめくる紙の音はさせないように!
音させちゃいそうな人は、暗譜をおすすめします(笑)
あと、「歌詞だけちょっと自信ない」という人は、1枚の紙に歌詞だけ書いたものを用意するという方法もあります(ちなみに私はそうします)。
良い楽譜の持ち方について詳細をお知りになりたい方は、本番当日、私にお問い合わせください。確認しましょう。
★ ★音の長さ(お尻の切れるタイミング)が、全員きちんと合わないと、録音の場合、例えば一人だけ残っちゃうと、くっきりと音が拾われちゃいます。つまり、その時点でNG!
★・・・重要な項目(★の数が多いほど、重要度大)
以上です。宜しくお願いいたします。
男声パートリーダー 額賀
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